19.生物-3(O-78~O-80)
演題O-78(東医歯大, 鉄村ら)は, MRI用造影剤である超微粒子超常磁性体酸化鉄(USPIO)の有用性を, ラットに移植したヒト舌扁平上皮癌で検討し, USPIOで造影されたMR画像所見が病理組織所見とよく対応していることを述べた. 抄録中, 造影剤投与後4日間後まで観察したとあったが, 2日間の観察を行ったという抄録訂正があった. 演題O-79(長崎大, 市川ら)は, 9.4 Tesla高磁場MRI装置を用い, マウス長間骨の軟骨内骨化過程の画像化を行い, 組織像では明確ではなかったRunx2+/+マウスとRunx2+/-の肥大軟骨細胞層周囲組織の相違が明らかになることを報告した. 演題...
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          | Published in | 歯科放射線 Vol. 44; no. 1; p. 70 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本歯科放射線学会
    
        2004
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| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0389-9705 | 
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| Summary: | 演題O-78(東医歯大, 鉄村ら)は, MRI用造影剤である超微粒子超常磁性体酸化鉄(USPIO)の有用性を, ラットに移植したヒト舌扁平上皮癌で検討し, USPIOで造影されたMR画像所見が病理組織所見とよく対応していることを述べた. 抄録中, 造影剤投与後4日間後まで観察したとあったが, 2日間の観察を行ったという抄録訂正があった. 演題O-79(長崎大, 市川ら)は, 9.4 Tesla高磁場MRI装置を用い, マウス長間骨の軟骨内骨化過程の画像化を行い, 組織像では明確ではなかったRunx2+/+マウスとRunx2+/-の肥大軟骨細胞層周囲組織の相違が明らかになることを報告した. 演題O-80(日歯大, 新潟歯, 羽山ら)は, Tc-99m phyteateを家兎の舌, 前肢, 後肢に投与し, 所属するリンパ節のシンチグラフィーを行い, センチネルリンパ節バイオプシーの動物実験モデルとして有用であることを明らかにした. この放射性薬品は血漿に溶けてリンパ行に入るのかという質問があったが, 血漿中のアルブミンに結合するという回答があった. | 
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| ISSN: | 0389-9705 |