発泡ポリスチレンの減容化剤及び減容化方法
本発明は、発泡ポリスチレンのゲル化脱泡時に硫黄の臭気の発生が少なく、溶解時間が短く、溶解力が高く、かつ、実用的な価格で入手が可能な発泡ポリスチレンの減容処理剤を提供することを目的とする。そのため、本発明は、発泡ポリスチレンをゲル化脱泡することにより、その体積を縮小させ、ゲル状態として保管・運搬するために用いられ、ポリスチレン可溶性溶剤と、ポリスチレン不溶性溶剤の混合溶液からなる発泡ポリスチレン減容化剤であって、前記ポリスチレン不溶性溶剤は、天然ガスより化学合成したパラフィン系油留分であることを特徴とする。このパラフィン系油留分は、天然ガスをGTL技術により化学合成した灯油留分であり、ポリスチレ...
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Format | Patent |
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Language | Japanese |
Published |
14.04.2005
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Summary: | 本発明は、発泡ポリスチレンのゲル化脱泡時に硫黄の臭気の発生が少なく、溶解時間が短く、溶解力が高く、かつ、実用的な価格で入手が可能な発泡ポリスチレンの減容処理剤を提供することを目的とする。そのため、本発明は、発泡ポリスチレンをゲル化脱泡することにより、その体積を縮小させ、ゲル状態として保管・運搬するために用いられ、ポリスチレン可溶性溶剤と、ポリスチレン不溶性溶剤の混合溶液からなる発泡ポリスチレン減容化剤であって、前記ポリスチレン不溶性溶剤は、天然ガスより化学合成したパラフィン系油留分であることを特徴とする。このパラフィン系油留分は、天然ガスをGTL技術により化学合成した灯油留分であり、ポリスチレンがポリスチレン可溶性溶剤に溶解するのを促進する作用を有する。 |
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Bibliography: | Application Number: JP20030549427 |