急性疼痛から慢性疼痛への変質を予測するためのMYO1A及び疼痛の治療のためのMYO1Aの使用
本発明は、急性疼痛から慢性疼痛への変質のバイオマーカーとしての、及び治療ターゲットとしてのMyo1aの同定に関する。特に、本発明は、傷害誘発性慢性機械的疼痛及び/又は炎症誘発性慢性熱的疼痛を発症する被験体の素因を評価するための製品及び方法に関し、哺乳動物、好ましくはヒト被験体に特に適切である。より具体的には、本発明は、好ましくはバイオマーカーとしてMYO1A遺伝子を使用して、傷害誘発性慢性機械的疼痛及び/又は炎症誘発性慢性熱的疼痛を発症する被験体の素因を評価することに関する。本明細書では、本発明者らは、MYO1Aに特異的な結合試薬、それを含有する組成物、デバイス、キット及び動物モデルを提供し、...
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| Format | Patent |
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| Language | Japanese |
| Published |
16.05.2019
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
Cover
| Summary: | 本発明は、急性疼痛から慢性疼痛への変質のバイオマーカーとしての、及び治療ターゲットとしてのMyo1aの同定に関する。特に、本発明は、傷害誘発性慢性機械的疼痛及び/又は炎症誘発性慢性熱的疼痛を発症する被験体の素因を評価するための製品及び方法に関し、哺乳動物、好ましくはヒト被験体に特に適切である。より具体的には、本発明は、好ましくはバイオマーカーとしてMYO1A遺伝子を使用して、傷害誘発性慢性機械的疼痛及び/又は炎症誘発性慢性熱的疼痛を発症する被験体の素因を評価することに関する。本明細書では、本発明者らは、MYO1Aに特異的な結合試薬、それを含有する組成物、デバイス、キット及び動物モデルを提供し、慢性疼痛を患う被験体の素因を評価するためのそれらの使用をさらに記載する。本発明はまた、慢性疼痛を診断、予防、管理又は治療するための製品及び方法に関する。
Products and methods for assessing the predisposition of a subject to develop an injury-induced chronic mechanical pain and/or an inflammatory-induced chronic thermal pain are provided. More specifically, methods for the assessment of the predisposition of a subject to develop an injury-induced chronic mechanical pain and/or an inflammatory-induced chronic thermal pain using the MYO1A gene as a biomarker and methods of treating selected subjects are provided. |
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| Bibliography: | Application Number: JP20180543653 |