舞踊学専攻学生のクラシックバレエ経験とその背景

舞踊学専攻学生の舞踊に対する興味や関心が, 当該舞踊の経験のほかに, 他種の舞踊へのかかわり方, あるいは, 幼少期や日常生活における文化接触(文化資本)によって説明されるモデルを検証し, 舞踊に対する豊かな態度を育む環境や諸条件をさぐる. 「社会階層と社会移動」研究の「文化資本」の多変量解析を応用した. 幼少期や思春期の文化資本の相違, 高等教育におけるコンテンポラリーダンス経験などが舞踊に対する多様な鑑賞能力を高めることが示唆された....

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Published in行動計量学 Vol. 32; no. 1; p. 97
Main Authors 石原英樹, 小林敬子, 今村 文, トムソン啓子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本行動計量学会 28.03.2005
The Behaviormetric Society of Japan
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ISSN0385-5481

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Summary:舞踊学専攻学生の舞踊に対する興味や関心が, 当該舞踊の経験のほかに, 他種の舞踊へのかかわり方, あるいは, 幼少期や日常生活における文化接触(文化資本)によって説明されるモデルを検証し, 舞踊に対する豊かな態度を育む環境や諸条件をさぐる. 「社会階層と社会移動」研究の「文化資本」の多変量解析を応用した. 幼少期や思春期の文化資本の相違, 高等教育におけるコンテンポラリーダンス経験などが舞踊に対する多様な鑑賞能力を高めることが示唆された.
ISSN:0385-5481