7.当院における家族性乳癌症例の検討
【対象】1979年1月から2002年12月までの乳癌症例451例【方法】家族歴陽性乳癌 家族性乳癌について, 発症年齢 発症部位 組織型 臨床病期 ホルモンレセプター陽性率 組織型 治療法を検討. 【結果】451症例中, 家族歴陽性乳癌は25例(5. 5%)であった. このうち野水らの提唱する家族性乳癌診断基準に合致する症例を9例(2%)認めた. 発症年齢 発症部位 組織型 臨床病期 ホルモンレセプター陽性率 組織型からは, 有意な特徴は得られなかった. また9例中1例に新たな発癌を認めた. この症例では, 患者の希望が強く乳房温存手術を施行したが, 術後4年経過し, 局所再発 残存乳腺内の新...
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Published in | 山口医学 Vol. 54; no. 1; p. 47 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
山口大学医学会
28.02.2005
Yamaguchi University Medical Association |
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ISSN | 0513-1731 |
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Summary: | 【対象】1979年1月から2002年12月までの乳癌症例451例【方法】家族歴陽性乳癌 家族性乳癌について, 発症年齢 発症部位 組織型 臨床病期 ホルモンレセプター陽性率 組織型 治療法を検討. 【結果】451症例中, 家族歴陽性乳癌は25例(5. 5%)であった. このうち野水らの提唱する家族性乳癌診断基準に合致する症例を9例(2%)認めた. 発症年齢 発症部位 組織型 臨床病期 ホルモンレセプター陽性率 組織型からは, 有意な特徴は得られなかった. また9例中1例に新たな発癌を認めた. この症例では, 患者の希望が強く乳房温存手術を施行したが, 術後4年経過し, 局所再発 残存乳腺内の新たな発癌は見られていない. |
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ISSN: | 0513-1731 |