アートには何が賭けられているか

1990年代から始まったアート活動の活発化は、現在さらに拡大し、隆盛の時代を迎えている。新自由主義経済の進展のもとアート市場は拡大し、それに対抗し、様々な社会関与型アート実践が展開されている。アートの「社会的転回」の現代において、文化人類学とアートに関する議論も盛んになっている。アートと距離の遠いインドネシア離島村の例から西洋、日本、都市部のアート実践を照らし、アートには何が賭けられているか考察する。...

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Bibliographic Details
Published inAbstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology Vol. 2020; p. A16
Main Author Aoki Eriko
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published THE JAPANESE SOCIETY OF CULTURAL ANTHROPOLOGY 2020
日本文化人類学会
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2020.0_a16

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Summary:1990年代から始まったアート活動の活発化は、現在さらに拡大し、隆盛の時代を迎えている。新自由主義経済の進展のもとアート市場は拡大し、それに対抗し、様々な社会関与型アート実践が展開されている。アートの「社会的転回」の現代において、文化人類学とアートに関する議論も盛んになっている。アートと距離の遠いインドネシア離島村の例から西洋、日本、都市部のアート実践を照らし、アートには何が賭けられているか考察する。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2020.0_a16