子どもと考える
コンゴ盆地狩猟採集社会の子どもの研究が、子どもの人類学にどう貢献できるのか、盆地で生活しているカメルーンのバカの子どもの日常的相互行為分析を例に考察する。近年、当該狩猟採集社会の子どもに注目した研究が増えつつある。学習環境や学習能力に焦点を当てるこれらの研究の背景に、狩猟採集社会にヒトの始原的な姿を投影する傾向が垣間見えるが、本発表では当該研究の重要性を別の視点から提示したい。...
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Published in | Abstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology Vol. 2018; p. 157 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
THE JAPANESE SOCIETY OF CULTURAL ANTHROPOLOGY
2018
日本文化人類学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 2189-7964 |
DOI | 10.14890/jasca.2018.0_157 |
Cover
Summary: | コンゴ盆地狩猟採集社会の子どもの研究が、子どもの人類学にどう貢献できるのか、盆地で生活しているカメルーンのバカの子どもの日常的相互行為分析を例に考察する。近年、当該狩猟採集社会の子どもに注目した研究が増えつつある。学習環境や学習能力に焦点を当てるこれらの研究の背景に、狩猟採集社会にヒトの始原的な姿を投影する傾向が垣間見えるが、本発表では当該研究の重要性を別の視点から提示したい。 |
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ISSN: | 2189-7964 |
DOI: | 10.14890/jasca.2018.0_157 |