消費社会に疲れた若者たちが消費するもの

改革開放政策以降、中国社会は急激な経済発展を遂げた。だがその一方、過度で過剰な消費から距離をおこうとしている現象が社会主義的市場経済を標榜する中国社会において起きている。本報告では、中国福建省西南部の客家社会における3つの事例から、消費社会から距離をおく若者の実情と、それでも彼らが躊躇なく消費するものについて議論する。...

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Bibliographic Details
Published inAbstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology Vol. 2018; p. 76
Main Author 小林 宏至
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published THE JAPANESE SOCIETY OF CULTURAL ANTHROPOLOGY 2018
日本文化人類学会
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2018.0_76

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Summary:改革開放政策以降、中国社会は急激な経済発展を遂げた。だがその一方、過度で過剰な消費から距離をおこうとしている現象が社会主義的市場経済を標榜する中国社会において起きている。本報告では、中国福建省西南部の客家社会における3つの事例から、消費社会から距離をおく若者の実情と、それでも彼らが躊躇なく消費するものについて議論する。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2018.0_76