プロジェクトマネジメント手法を適用した中小企業のISO9001品質マネジメントシステム構築 ISO10006適用の考察
本論文はISO9001品質マネジメントシステム構築プロジェクト (以下、“QMSプロジェクト”) において、プロジェクトマネジメント手法 (以下 “PM手法”) がどのように適用できるのか、また、そのことにより、QMSプロジェクトの効果と効率という観点からどのような影響があるのか、プロジェクトリーダーの立場で考察した。プロジェクトマネジメント手法としては、2004年7月に発行された「JISQ10006: 2004品質マネジメントシステム-“プロジェクトにおける品質マネジメント”の指針」(以下、ISO10006) を採用した。特に、QMSプロジェクトの効果と効率を決定する基礎になる“プロジェクト...
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          | Published in | 生産管理 Vol. 11; no. 2; pp. 189 - 193 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本生産管理学会
    
        25.01.2005
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| Subjects | |
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| ISSN | 1341-528X 2186-6120  | 
| DOI | 10.14846/seisankanri1995.11.2_189 | 
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| Summary: | 本論文はISO9001品質マネジメントシステム構築プロジェクト (以下、“QMSプロジェクト”) において、プロジェクトマネジメント手法 (以下 “PM手法”) がどのように適用できるのか、また、そのことにより、QMSプロジェクトの効果と効率という観点からどのような影響があるのか、プロジェクトリーダーの立場で考察した。プロジェクトマネジメント手法としては、2004年7月に発行された「JISQ10006: 2004品質マネジメントシステム-“プロジェクトにおける品質マネジメント”の指針」(以下、ISO10006) を採用した。特に、QMSプロジェクトの効果と効率を決定する基礎になる“プロジェクトの活動定義”を合理的に行うプロセスを主たる考察の対象とした。プロジェクトマネジメントの手法を適用することにより、QMSプロジェクトのシステム化が図られ、プロジェクトの効率向上とQMSの品質向上が期待できることがわかった。 | 
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| ISSN: | 1341-528X 2186-6120  | 
| DOI: | 10.14846/seisankanri1995.11.2_189 |