アニオン重合における末端官能基の変換と制御

ラジカルおよびカチオンリビング重合では,対ラジカルや対アニオンを生長末端に可逆的に結合/切断させることで活性種の濃度を下げ,副反応を抑制している.炭化水素系ビニルモノマーのアニオンリビング重合では末端には常にカルボアニオンが存在するという点で大きく異なっており,これを用いて末端反応性高分子を合成する手法について概観する....

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Published in高分子 Vol. 47; no. 2; pp. 70 - 73
Main Author 竹中, 克彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 高分子学会 01.02.1998
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ISSN0454-1138
2185-9825
DOI10.1295/kobunshi.47.70

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Summary:ラジカルおよびカチオンリビング重合では,対ラジカルや対アニオンを生長末端に可逆的に結合/切断させることで活性種の濃度を下げ,副反応を抑制している.炭化水素系ビニルモノマーのアニオンリビング重合では末端には常にカルボアニオンが存在するという点で大きく異なっており,これを用いて末端反応性高分子を合成する手法について概観する.
ISSN:0454-1138
2185-9825
DOI:10.1295/kobunshi.47.70