外注時の注意点

「1. 医療を取り巻く環境」近年, 医療機器の進歩から最新医療機器の新規購入の必要性, 医療資材の高騰, 人件費上昇などから経費削減の必要性が増しています. 経費削減として外部に業務委託し自施設の負担を軽減することを検討する施設も増えています. 外部委託については, 各専門職の人材派遣, 医療機器のリース, 検体検査や画像検査の外部委託, その他様々な業務の委託をすることができます. 今回は検体検査と画像検査の外部委託時の注意点にについて考えてみたいと思います. 「2. 検体検査の外部委託について」検査室の外部委託についてですが, 検査室の運営方式毎に以下のような利点と欠点が考えられます. ・...

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Published in総合健診 Vol. 50; no. 2; pp. 293 - 294
Main Author 清水正雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本総合健診医学会 10.03.2023
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ISSN1347-0086

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Summary:「1. 医療を取り巻く環境」近年, 医療機器の進歩から最新医療機器の新規購入の必要性, 医療資材の高騰, 人件費上昇などから経費削減の必要性が増しています. 経費削減として外部に業務委託し自施設の負担を軽減することを検討する施設も増えています. 外部委託については, 各専門職の人材派遣, 医療機器のリース, 検体検査や画像検査の外部委託, その他様々な業務の委託をすることができます. 今回は検体検査と画像検査の外部委託時の注意点にについて考えてみたいと思います. 「2. 検体検査の外部委託について」検査室の外部委託についてですが, 検査室の運営方式毎に以下のような利点と欠点が考えられます. ・自主運営【利点】検査機器や試薬, 検査を担当する臨床検査技師も全て自施設で決めることができる. 検査件数が増えた場合には試薬等の購入費を下げることができる. 臨床検査技師の業務について他部署の業務担当もできる.
ISSN:1347-0086