2019年度認知症看護認定看護師の活動実態調査報告 (その2) 学会への要望について

「1. はじめに」 認知症看護認定看護師(2003年当初は老人痴呆看護, 2004年に認知症高齢者看護, 2007年に認知症看護として分野特定)については, 日本老年看護学会(以下, 本学会)の理事等が当初のカリキュラムを作成するなど, 発足に関わってきた. 毎年開催される学術集会は, 認定を受けた者による交流集会開催やシンポジストとしての登壇など, 認定後の研鑚の機会になっている. また, 認知症看護認定看護師会発足にあたり支援するなど, 多くの関わりをもってきた. 本学会の委員会活動でも, 専門看護師・認定看護師活動推進委員会(以下, 本委員会)をもち, 主として老人看護専門看護師(以下,...

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Published in老年看護学 Vol. 26; no. 1; pp. 143 - 149
Main Authors 年度日本老年看護学会専門看護師認定看護師活動推進委員会, 百瀬由美子, 小原良之, 桑田美代子, 鈴木智子, 高原昭, 長谷川美智子, 吉岡佐知子, 湯浅美千代, 和田奈美子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本老年看護学会 31.07.2021
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ISSN1346-9665

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Summary:「1. はじめに」 認知症看護認定看護師(2003年当初は老人痴呆看護, 2004年に認知症高齢者看護, 2007年に認知症看護として分野特定)については, 日本老年看護学会(以下, 本学会)の理事等が当初のカリキュラムを作成するなど, 発足に関わってきた. 毎年開催される学術集会は, 認定を受けた者による交流集会開催やシンポジストとしての登壇など, 認定後の研鑚の機会になっている. また, 認知症看護認定看護師会発足にあたり支援するなど, 多くの関わりをもってきた. 本学会の委員会活動でも, 専門看護師・認定看護師活動推進委員会(以下, 本委員会)をもち, 主として老人看護専門看護師(以下, GCNS), 認知症看護認定看護師(以下, DCN)の活動を推進しようと努力している. 老年看護学第25巻2号において, 本委員会が行ったDCNの活動実態調査のなかからDCNの活動内容とその成果を報告した(百瀬ら, 2021).
ISSN:1346-9665