鎖骨骨折における固定の有効性についての一症例
「要旨」鎖骨骨折は小児から高齢者まで様々な年齢層に発生し, スポーツ活動や交通事故, 日常生活の転倒時などに伴い発生する頻度の高い骨折である. 保存療法が選択されることも多いが, その徒手整復法や固定法については十分な検討が行われていない. 今回, 高度短縮転位のみられる鎖骨骨折患者の施術機会を得た, クラーメル副子を使った一文字牽引固定法(背十字固定)を行うことで徒手整復を行う事なく良好な治療結果を得たので報告する....
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Published in | 四国医療専門学校紀要 no. 4; pp. 1 - 3 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
四国医療専門学校
31.03.2023
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ISSN | 2435-4562 |
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Summary: | 「要旨」鎖骨骨折は小児から高齢者まで様々な年齢層に発生し, スポーツ活動や交通事故, 日常生活の転倒時などに伴い発生する頻度の高い骨折である. 保存療法が選択されることも多いが, その徒手整復法や固定法については十分な検討が行われていない. 今回, 高度短縮転位のみられる鎖骨骨折患者の施術機会を得た, クラーメル副子を使った一文字牽引固定法(背十字固定)を行うことで徒手整復を行う事なく良好な治療結果を得たので報告する. |
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ISSN: | 2435-4562 |