外来2型糖尿病患者の生活活動範囲と下肢筋力は身体活動量に影響する
「要旨」2型糖尿病患者の身体活動量は日常生活や社会生活機能を維持するために重要である. 本研究では外来2型糖尿病患者の身体活動量に影響を与える身体特性を206人の患者を対象に多重ロジスティック回帰分析によって検証した. 本研究の結果, 生活活動範囲と膝伸展筋力体重比が身体活動量の独立した因子として抽出された. 2型糖尿病患者の身体活動を評価する際には下肢筋力と在宅での生活活動範囲の制限要因についての分析と指導が重要である可能性が示唆された....
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| Published in | 四国医療専門学校紀要 no. 5; pp. 1 - 3 |
|---|---|
| Main Authors | , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
四国医療専門学校
31.03.2024
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| Online Access | Get full text |
| ISSN | 2435-4562 |
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| Summary: | 「要旨」2型糖尿病患者の身体活動量は日常生活や社会生活機能を維持するために重要である. 本研究では外来2型糖尿病患者の身体活動量に影響を与える身体特性を206人の患者を対象に多重ロジスティック回帰分析によって検証した. 本研究の結果, 生活活動範囲と膝伸展筋力体重比が身体活動量の独立した因子として抽出された. 2型糖尿病患者の身体活動を評価する際には下肢筋力と在宅での生活活動範囲の制限要因についての分析と指導が重要である可能性が示唆された. |
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| ISSN: | 2435-4562 |