5年を経過した嶋田病院NSTの報告
【目的】2006年9月にJCNTのNST稼動認定施設となり5年が経過した. 5年間の活動とその結果を報告する. 【方法】NST活動の内容を振り返り, 栄養投与法の選択による輸液, 経腸栄養剤の使用量の変化等, また2009年度1年間でNST介入した患者140名の介入後の結果を分析し実績を報告する. 【結果】当院の経口栄養はSTと栄養管理科の協働で残菜率は年々低下し2010年度は6.33%, 静脈栄養の使用本数は減少. 経腸栄養は2006年度月平均27.1人だったのが2008年度以降は月平均40人以上と増加. また2009年度NST介入し改善終了した患者は85.1%であった. これらの効果もあり...
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| Published in | 外科と代謝・栄養 Vol. 46; no. 1; pp. 23 - 24 |
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| Main Authors | , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本外科代謝栄養学会
15.02.2012
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| ISSN | 0389-5564 |
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| Summary: | 【目的】2006年9月にJCNTのNST稼動認定施設となり5年が経過した. 5年間の活動とその結果を報告する. 【方法】NST活動の内容を振り返り, 栄養投与法の選択による輸液, 経腸栄養剤の使用量の変化等, また2009年度1年間でNST介入した患者140名の介入後の結果を分析し実績を報告する. 【結果】当院の経口栄養はSTと栄養管理科の協働で残菜率は年々低下し2010年度は6.33%, 静脈栄養の使用本数は減少. 経腸栄養は2006年度月平均27.1人だったのが2008年度以降は月平均40人以上と増加. また2009年度NST介入し改善終了した患者は85.1%であった. これらの効果もあり2004年度15.3日であった当院の平均在院日数も2010年度は11.8日となった. 【考察・結語】全スタッフへ栄養管理の重要性の認識と患者の栄養状態を診る習慣の徹底をしていくこと. その為にNSTに関する情報の発信と回診を継続し患者のより良い栄養管理をしていくことが治療の効果のひとつとなり, 在院日数の短縮及び医療の質の向上に連がる. |
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| ISSN: | 0389-5564 |