宮城県理学療法士会災害対策本部活動報告
「はじめに」一般社団法人宮城県理学療法士会(以下, 県士会)では, 東日本大震災発生後, 災害対策本部を立ち上げ(図1), 被災住民および県士会員への支援活動を行ってきた. 災害対策本部には事務, 渉外活動を行う事務局, ボランティア活動を中心とした被災住民への支援を行う住民支援班, 被災した県士会員への支援を行う会員支援班を設置した. また, 後にこれらの支援活動を円滑に行うべく, ホームページや物品, 車両の管理等を行う活動支援班を設置した. 被災住民への支援としては, 県内各地で避難所・仮設住宅における個別相談や, 生活不活発病予防事業への協力等, 多岐にわたる活動を行った. 県士会員か...
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          | Published in | 理学療法の歩み Vol. 24; no. 1; pp. 5 - 6 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            宮城県理学療法士会
    
        31.01.2013
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| ISSN | 0917-2688 | 
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| Summary: | 「はじめに」一般社団法人宮城県理学療法士会(以下, 県士会)では, 東日本大震災発生後, 災害対策本部を立ち上げ(図1), 被災住民および県士会員への支援活動を行ってきた. 災害対策本部には事務, 渉外活動を行う事務局, ボランティア活動を中心とした被災住民への支援を行う住民支援班, 被災した県士会員への支援を行う会員支援班を設置した. また, 後にこれらの支援活動を円滑に行うべく, ホームページや物品, 車両の管理等を行う活動支援班を設置した. 被災住民への支援としては, 県内各地で避難所・仮設住宅における個別相談や, 生活不活発病予防事業への協力等, 多岐にわたる活動を行った. 県士会員から募ったボランティアは158名の登録があり, 平成23年9月末までに実働64名, 延べ505名が活動した(図2). この活動においては, 住民支援班が中心となり県士会員ボランティアの派遣調整, 公益社団法人日本理学療法士協会(以下, 協会)からの派遣ボランティアや他団体との連絡調整等を行った. | 
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| ISSN: | 0917-2688 |