より良い健診を提供するために - 画像診断を中心に

健診における画像検査には, 胸部レントゲン写真, 頭部・胸部・腹部CT, 頭部MRI, 頸部・心臓・乳腺・腹部超音波検査, 上部・下部消化管造影検査, PET検査等があります. 近年, 機器の性能向上から詳細な情報が得られるようになり, 健診における画像検査の役割はより大きなものなっています. 今回, 画像検査の中でも特に検査担当者の知識力や技術力が必要とされ担当者の負担も大きい腹部超音波検査と上部消化管造影検査, 撮影する機会の多い胸部レントゲン, 乳がん検診で撮影件数も増加してきているマンモグラフィについて当施設で行っている取り組みについてお話しさせていただきます. 良い画像診断とはどのよ...

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Published in総合健診 Vol. 42; no. 6; p. 662
Main Author 清水正雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本総合健診医学会 10.11.2015
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ISSN1347-0086

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Summary:健診における画像検査には, 胸部レントゲン写真, 頭部・胸部・腹部CT, 頭部MRI, 頸部・心臓・乳腺・腹部超音波検査, 上部・下部消化管造影検査, PET検査等があります. 近年, 機器の性能向上から詳細な情報が得られるようになり, 健診における画像検査の役割はより大きなものなっています. 今回, 画像検査の中でも特に検査担当者の知識力や技術力が必要とされ担当者の負担も大きい腹部超音波検査と上部消化管造影検査, 撮影する機会の多い胸部レントゲン, 乳がん検診で撮影件数も増加してきているマンモグラフィについて当施設で行っている取り組みについてお話しさせていただきます. 良い画像診断とはどのようなものでしょうか. (1) 見落としのない(少ない)読影, (2) 質の高い検査の実施が必要と考えています.
ISSN:1347-0086