叢生を伴うアングルII級1類上顎前突症例
「治療前資料採取日」 2018年11月29日 26歳11か月 女 「動的治療開始時」 2019年2月14日 27歳1か月 「主訴」 前歯が出ている. 全体の咬み合わせが悪い. 「現病歴・既往歴」 アレルギー性鼻炎で習慣性の鼻閉と口呼吸が認められた. 「顔貌所見」 正貌は左右対称中顔形, 側貌は突出型であった. 口唇閉鎖時にオトガイ部の緊張が認められた. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:II L:II, overjet +7.0mm, overbite +3.7mmであった. 上顎は中切歯が突出しV字型歯列弓であった. 下顎は叢生が認められ方形歯列弓であった. 「パノラマエ...
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| Published in | 日本舌側矯正歯科学会会誌 no. 34; pp. 197 - 199 |
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| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本舌側矯正歯科学会
01.05.2024
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| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1883-6216 |
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| Summary: | 「治療前資料採取日」 2018年11月29日 26歳11か月 女 「動的治療開始時」 2019年2月14日 27歳1か月 「主訴」 前歯が出ている. 全体の咬み合わせが悪い. 「現病歴・既往歴」 アレルギー性鼻炎で習慣性の鼻閉と口呼吸が認められた. 「顔貌所見」 正貌は左右対称中顔形, 側貌は突出型であった. 口唇閉鎖時にオトガイ部の緊張が認められた. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:II L:II, overjet +7.0mm, overbite +3.7mmであった. 上顎は中切歯が突出しV字型歯列弓であった. 下顎は叢生が認められ方形歯列弓であった. 「パノラマエックス線規格写真所見」 上下顎両側に第三大臼歯が認められた. 上顎左側第一大臼歯は根管治療が施されていた. 「頭部エックス線規格写真所見」 骨格系はSNA 83.5°, SNB 77.0°, ANB +6.5°であった. |
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| ISSN: | 1883-6216 |