より良い健診を提供するための取組み - 医師の立場から

より良い健診を提供するためにどのような取り組みをしたら良いのでしょうか. 例えば, 受診者の満足度が高いこと, 病気を早期発見・治療し生存率・生存期間が延びること, 病気の発症率を軽減し健康年齢が上がること等色々なことが考えられると思います. 私は健診で提供する検査・サービスの"質"にこだわることが最も大切だと考えています. そのために, 健診当日に良い検査を提供することは当然ですが, 検査前からの準備, 検査後の受診者との関わり等も重要になります. 今回は"質"にこだわり, 取り組んでいることをまとめてみました. 健診センターには様々な業務がありますが...

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Bibliographic Details
Published in総合健診 Vol. 43; no. 6; p. 684
Main Author 清水正雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本総合健診医学会 10.11.2016
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ISSN1347-0086

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Summary:より良い健診を提供するためにどのような取り組みをしたら良いのでしょうか. 例えば, 受診者の満足度が高いこと, 病気を早期発見・治療し生存率・生存期間が延びること, 病気の発症率を軽減し健康年齢が上がること等色々なことが考えられると思います. 私は健診で提供する検査・サービスの"質"にこだわることが最も大切だと考えています. そのために, 健診当日に良い検査を提供することは当然ですが, 検査前からの準備, 検査後の受診者との関わり等も重要になります. 今回は"質"にこだわり, 取り組んでいることをまとめてみました. 健診センターには様々な業務がありますが, 医師は健診センターのリーダーとして, "質"の高い健診提供のために他部署の業務についても概要を知り, 業務改善や助言をしていくことが大切です.
ISSN:1347-0086