Aggressive Jaw Tumorsの臨床病理, 歯原性腫瘍を中心に
顎骨には他の骨格骨と同様に種々の腫瘍がみられるが, さらにその解剖学的特性から, 歯原性腫瘍が生じる。歯原性腫瘍の多くは良性で, 発育は緩慢であるが, なかには著しく増大して顎骨の変形や機能障害をきたすことがある。また, 悪性型も存在し, これらの多くは前駆良性腫瘍の悪性転化によって生じる。そこで本稿ではこのようなものを“aggressive jaw tumors”として, 臨床的特性や組織所見, ならびに鑑別診断等について述べた。...
Saved in:
Published in | 頭頸部癌 Vol. 30; no. 3; pp. 491 - 495 |
---|---|
Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本頭頸部癌学会
25.10.2004
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1349-5747 1881-8382 |
DOI | 10.5981/jjhnc.30.491 |
Cover
Summary: | 顎骨には他の骨格骨と同様に種々の腫瘍がみられるが, さらにその解剖学的特性から, 歯原性腫瘍が生じる。歯原性腫瘍の多くは良性で, 発育は緩慢であるが, なかには著しく増大して顎骨の変形や機能障害をきたすことがある。また, 悪性型も存在し, これらの多くは前駆良性腫瘍の悪性転化によって生じる。そこで本稿ではこのようなものを“aggressive jaw tumors”として, 臨床的特性や組織所見, ならびに鑑別診断等について述べた。 |
---|---|
ISSN: | 1349-5747 1881-8382 |
DOI: | 10.5981/jjhnc.30.491 |