食物アレルギーと栄養指導

食物アレルギーが先進国を中心に増加している。現在わが国では乳幼児では約5-10%,学童で約2%が何らかの食物に対してアレルギーを起こすと推定されている1)。保育園,幼稚園,学校での給食などにも影響することなので,食物アレルギーを持つ患者への社会的な対応が求められる。食物アレルギー患者に対しては管理栄養士も食物アレルギーに関して最新の知識や情報を得て,栄養指導に臨む必要がある。食物アレルギー患者に関わる管理栄養士にこの「食物アレルギーと栄養指導」をご一読いただき,食物アレルギー患者とそのご家族のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していただけることを期待している。 (オンラインの...

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Published in栄養学雑誌 Vol. 68; no. 3; pp. 157 - 165
Main Authors 長谷川, 実穂, 今井, 孝成, 林, 典子, 杉崎, 千鶴子, 海老澤, 元宏
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本栄養改善学会 2010
日本栄養改善学会
Subjects
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ISSN0021-5147
1883-7921
DOI10.5264/eiyogakuzashi.68.157

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Summary:食物アレルギーが先進国を中心に増加している。現在わが国では乳幼児では約5-10%,学童で約2%が何らかの食物に対してアレルギーを起こすと推定されている1)。保育園,幼稚園,学校での給食などにも影響することなので,食物アレルギーを持つ患者への社会的な対応が求められる。食物アレルギー患者に対しては管理栄養士も食物アレルギーに関して最新の知識や情報を得て,栄養指導に臨む必要がある。食物アレルギー患者に関わる管理栄養士にこの「食物アレルギーと栄養指導」をご一読いただき,食物アレルギー患者とそのご家族のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していただけることを期待している。 (オンラインのみ掲載)
ISSN:0021-5147
1883-7921
DOI:10.5264/eiyogakuzashi.68.157