新人看護師を対象としたISLSコンテンツを用いた意識の評価研修の試み
「はじめに」平成22年保健師助産師看護師法および, 看護師の人材確保の促進に関する法律の改訂により, 業務に従事する看護職員の臨床研修等が努力義務となった. それに伴い厚生労働省より, 新人看護職員研修ガイドラインが出された. 香川県西讃地区の中核病院である三豊総合病院看護部においても, 臨床実践能力を確実なものとする目的として新人基礎技術習得項目が作成された. 従来はプリセプターのみで指導を行っていたが, 医療の高度化によりプリセプターのみでの指導では限界があり, プリセプター支援者や委員会, 主任や師長それぞれが習得項目の担当や役割を担う体制となった. 習得項目の救命救急処置技術の中に意識...
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Published in | Journal of Japanese Congress on Neurological Emergencies Vol. 27; no. 3; pp. 12 - 16 |
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Main Authors | , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本神経救急学会
2015
The Japanese Congress on Neurological Emergencies |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1619-3067 2187-5006 |
DOI | 10.11170/jjcne.27.3_12 |
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Summary: | 「はじめに」平成22年保健師助産師看護師法および, 看護師の人材確保の促進に関する法律の改訂により, 業務に従事する看護職員の臨床研修等が努力義務となった. それに伴い厚生労働省より, 新人看護職員研修ガイドラインが出された. 香川県西讃地区の中核病院である三豊総合病院看護部においても, 臨床実践能力を確実なものとする目的として新人基礎技術習得項目が作成された. 従来はプリセプターのみで指導を行っていたが, 医療の高度化によりプリセプターのみでの指導では限界があり, プリセプター支援者や委員会, 主任や師長それぞれが習得項目の担当や役割を担う体制となった. 習得項目の救命救急処置技術の中に意識レベルの把握があり, 指導は各部署のプリセプター支援者に委任され, 指導内容や方法など統一した指導ができていない現状にあった. |
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ISSN: | 1619-3067 2187-5006 |
DOI: | 10.11170/jjcne.27.3_12 |