健常成人の膝関節最長不動時間に関する研究

〔目的〕健常成人の睡眠時における膝関節最長不動時間を調査することである。〔対象と方法〕対象は健常成人女性12名であり睡眠時の膝関節の動き携帯型記録装置に接続した電気ゴニオメーターで計測した。〔結果〕平均睡眠時間は約6時間であった。膝関節最長不動時間は最長2時間であった。〔結語〕2時間の膝関節不動では膝周囲の筋に関節拘縮を発生させるような変化は生じないと考えられるために健常成人の関節拘縮は発生しないと思われた。今後は症例を通して膝関節最長不動時間と関節拘縮発生との関係を検証したい。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inヘルスプロモーション理学療法研究 Vol. 7; no. 3; pp. 139 - 141
Main Authors 西野, かれん, 梅井, 凡子, 相原, 一貴, 沖, 貞明, 積山, 和加子, 小野, 武也, 佐藤, 勇太
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本ヘルスプロモーション理学療法学会 01.10.2017
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN2186-3741
2187-3305
DOI10.9759/hppt.7.139

Cover

More Information
Summary:〔目的〕健常成人の睡眠時における膝関節最長不動時間を調査することである。〔対象と方法〕対象は健常成人女性12名であり睡眠時の膝関節の動き携帯型記録装置に接続した電気ゴニオメーターで計測した。〔結果〕平均睡眠時間は約6時間であった。膝関節最長不動時間は最長2時間であった。〔結語〕2時間の膝関節不動では膝周囲の筋に関節拘縮を発生させるような変化は生じないと考えられるために健常成人の関節拘縮は発生しないと思われた。今後は症例を通して膝関節最長不動時間と関節拘縮発生との関係を検証したい。
ISSN:2186-3741
2187-3305
DOI:10.9759/hppt.7.139