地域在住女性高齢者のF8Wmax の年代別参考値 およびF8Wmax と転倒との関連
地域在住女性高齢者の最大努力下でのFigure-of-8Walk Test(F8Wmax)の年代別参考値を得ることを目的として研究を実施した。また,F8Wmax と転倒の関連についても検討した。対象者は地域在住女性高齢者134名で,F8Wmax の所要時間および歩数,過去1年間の転倒経験を測定した。対象者を60~69歳(39名),70~79歳(59名),80歳以上(36名)の3群に分け,F8Wmax の所要時間および歩数を比較検討した。その結果,全ての年代間で有意な差が認められた。転倒経験とF8Wmax の所要時間および歩数との間には関連は認められなかった。以上より,地域在住女性高齢者のF8W...
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| Published in | ヘルスプロモーション理学療法研究 Vol. 5; no. 1; pp. 15 - 18 |
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| Main Authors | , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本ヘルスプロモーション理学療法学会
01.04.2015
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| Subjects | |
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| ISSN | 2186-3741 2187-3305 |
| DOI | 10.9759/hppt.5.15 |
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| Summary: | 地域在住女性高齢者の最大努力下でのFigure-of-8Walk Test(F8Wmax)の年代別参考値を得ることを目的として研究を実施した。また,F8Wmax と転倒の関連についても検討した。対象者は地域在住女性高齢者134名で,F8Wmax の所要時間および歩数,過去1年間の転倒経験を測定した。対象者を60~69歳(39名),70~79歳(59名),80歳以上(36名)の3群に分け,F8Wmax の所要時間および歩数を比較検討した。その結果,全ての年代間で有意な差が認められた。転倒経験とF8Wmax の所要時間および歩数との間には関連は認められなかった。以上より,地域在住女性高齢者のF8Wmax の年代別参考値が得られたのではないかと考える。 |
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| ISSN: | 2186-3741 2187-3305 |
| DOI: | 10.9759/hppt.5.15 |