思春期側弯症手術中の血圧低下に関する矯正操作と画像学的検討
目的:思春期側弯症手術中の血圧低下を前向きに調査し,矯正操作,術前画像との関係を検討することである.対象と方法:20歳以下の脊柱側弯症後方手術例30名を対象に,矯正操作時の血圧低下の発生について調査した.結果:血圧低下を20%(6名)に計8回認め,ロッド設置時4回,RR時1回,DVR時3回であった.これらの操作中は胸郭への圧迫の程度に配慮し,血圧の変動に留意する必要がある....
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| Published in | Journal of Spine Research Vol. 11; no. 11; pp. 1279 - 1284 |
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| Main Authors | , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
20.11.2020
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1884-7137 2435-1563 |
| DOI | 10.34371/jspineres.2020-1104 |
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| Summary: | 目的:思春期側弯症手術中の血圧低下を前向きに調査し,矯正操作,術前画像との関係を検討することである.対象と方法:20歳以下の脊柱側弯症後方手術例30名を対象に,矯正操作時の血圧低下の発生について調査した.結果:血圧低下を20%(6名)に計8回認め,ロッド設置時4回,RR時1回,DVR時3回であった.これらの操作中は胸郭への圧迫の程度に配慮し,血圧の変動に留意する必要がある. |
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| ISSN: | 1884-7137 2435-1563 |
| DOI: | 10.34371/jspineres.2020-1104 |