発育期野球選手における投球/打撃動作と腰椎分離症発生側との関連性

はじめに:野球の非対称性動作と分離発生側との関連について解析した.対象と方法:4年間で腰椎分離症と診断された野球部に所属する小中高生57選手64椎体93ヶ所を対象として投球側,打撃側,分離発生側を調査した.結果:分離発生側は投球側と有意な関連がみられたが,打撃側との関連はみられなかった.結語:本研究の結果より,投球側の反対側に分離は発生しやすいと考えられる....

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Published inJournal of Spine Research Vol. 11; no. 1; pp. 22 - 26
Main Authors 山崎, 正志, 江藤, 文彦, 照屋, 翔太郎, 辰村, 正紀
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会 20.01.2020
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ISSN1884-7137
2435-1563
DOI10.34371/jspineres.2019-0010

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Summary:はじめに:野球の非対称性動作と分離発生側との関連について解析した.対象と方法:4年間で腰椎分離症と診断された野球部に所属する小中高生57選手64椎体93ヶ所を対象として投球側,打撃側,分離発生側を調査した.結果:分離発生側は投球側と有意な関連がみられたが,打撃側との関連はみられなかった.結語:本研究の結果より,投球側の反対側に分離は発生しやすいと考えられる.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2019-0010