Smiley Face Rod変法後に競技復帰した終末期腰椎分離症の柔道選手2例
はじめに:保存療法を行うも痛みが残存した終末期腰椎分離症には分離部修復術が有効である.症例:終末期腰椎分離を有する柔道選手2例に対しSmiley Face Rod変法を施行した.いずれの症例とも骨癒合が得られ,パフォーマンスを落とす事なく競技復帰が可能だった.結語:Smiley Face Rod変法はMeyerding分類1度のすべりの矯正が可能であり,抜釘しなくても格闘技への復帰が可能であった....
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Published in | Journal of Spine Research Vol. 11; no. 8; pp. 1061 - 1067 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
20.08.2020
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Subjects | |
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ISSN | 1884-7137 2435-1563 |
DOI | 10.34371/jspineres.2020-0811 |
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Summary: | はじめに:保存療法を行うも痛みが残存した終末期腰椎分離症には分離部修復術が有効である.症例:終末期腰椎分離を有する柔道選手2例に対しSmiley Face Rod変法を施行した.いずれの症例とも骨癒合が得られ,パフォーマンスを落とす事なく競技復帰が可能だった.結語:Smiley Face Rod変法はMeyerding分類1度のすべりの矯正が可能であり,抜釘しなくても格闘技への復帰が可能であった. |
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ISSN: | 1884-7137 2435-1563 |
DOI: | 10.34371/jspineres.2020-0811 |