旧療養所型小規模施設における情報リテラシーのあり方

国立病院機構の各施設においては, その機能を発揮するためにさまざまな情報処理が必要とされている. しかし, 独立行政法人化後は組織の改編もあり, 各施設においては大量の未加工の情報を処理しなければならず, 情報のリテラシーの格差が広がっている. 情報のリテラシーの格差に対抗するには, 幹部の自覚や努力による自施設の情報処理能力の向上, さまざまな情報や知識をデータベースしたり, HOSPnetを介したナレッジベースを利用すること, アンケートや会議等の有効利用, 教育委員会や業務委員会などの組織的な職員や情報処理能力のレベルアップが必要であると考えられた....

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Published in医療 Vol. 60; no. 11; pp. 708 - 715
Main Authors 土肥, 守, 中村, 幸夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 国立医療学会 2006
国立医療学会
Subjects
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ISSN0021-1699
1884-8729
DOI10.11261/iryo1946.60.708

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Summary:国立病院機構の各施設においては, その機能を発揮するためにさまざまな情報処理が必要とされている. しかし, 独立行政法人化後は組織の改編もあり, 各施設においては大量の未加工の情報を処理しなければならず, 情報のリテラシーの格差が広がっている. 情報のリテラシーの格差に対抗するには, 幹部の自覚や努力による自施設の情報処理能力の向上, さまざまな情報や知識をデータベースしたり, HOSPnetを介したナレッジベースを利用すること, アンケートや会議等の有効利用, 教育委員会や業務委員会などの組織的な職員や情報処理能力のレベルアップが必要であると考えられた.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.60.708