内臓脂肪型肥満におけるライフスタイルの検討

「要約」:人間ドックで内臓脂肪CT検査を受けた男性43名を対象に, 血液生化学的所見および質問表を参考に, ライフスタイルとの関係を比較検討した. 内臓脂肪型肥満ではHDLが低値, 中性脂肪が高値であり, アンケートによると内臓脂肪型肥満では運動量が少なく, 外食の比率が多かった. これらのことから, 従来のBMIや体脂肪といった指標に加えて, 肥満判定とその後の指導には, 内臓脂肪面積の評価も有用であると考えられた....

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Published in健康医学 Vol. 18; no. 1; pp. 86 - 89
Main Authors 小泉, 東海雄, 越谷, 美由紀, 谷部, 正浩, 樺沢, 一之, 高谷, 典秀, 高谷, 雅史, 福田, 洋, 場集田, 寿
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 2003
日本人間ドック学会
Subjects
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ISSN0914-0328
2186-5019
DOI10.11320/ningendock1986.18.86

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Summary:「要約」:人間ドックで内臓脂肪CT検査を受けた男性43名を対象に, 血液生化学的所見および質問表を参考に, ライフスタイルとの関係を比較検討した. 内臓脂肪型肥満ではHDLが低値, 中性脂肪が高値であり, アンケートによると内臓脂肪型肥満では運動量が少なく, 外食の比率が多かった. これらのことから, 従来のBMIや体脂肪といった指標に加えて, 肥満判定とその後の指導には, 内臓脂肪面積の評価も有用であると考えられた.
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.18.86