休息時間が異なるレペティションスプリントのエネルギー代謝特性
「I 緒言」近年, 高強度インターバルトレーニング (単一の運動が最大乳酸定常強度を超える間欠的高強度運動 (Buchheit and Laursen, 2013), 通称HIITやHIT) が再注目され, 様々なスポーツの競技者がトレーニングに取り入れており, 数多くの研究が行われている (Buchheit and Laursen, 2013). その中で, スプリントインターバルトレーニングに着目すると反復スプリント (Repeated sprints, 10秒以下の運動を60秒以下の休息で反復する) についても多くの研究がなされている (Girard et al., 2011). 一方,...
Saved in:
Published in | 体育学研究 Vol. 67; pp. 199 - 211 |
---|---|
Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
2022
日本体育・スポーツ・健康学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0484-6710 1881-7718 |
DOI | 10.5432/jjpehss.21087 |
Cover
Summary: | 「I 緒言」近年, 高強度インターバルトレーニング (単一の運動が最大乳酸定常強度を超える間欠的高強度運動 (Buchheit and Laursen, 2013), 通称HIITやHIT) が再注目され, 様々なスポーツの競技者がトレーニングに取り入れており, 数多くの研究が行われている (Buchheit and Laursen, 2013). その中で, スプリントインターバルトレーニングに着目すると反復スプリント (Repeated sprints, 10秒以下の運動を60秒以下の休息で反復する) についても多くの研究がなされている (Girard et al., 2011). 一方, レペティションスプリントに関しては, 十分な研究がなされていない. レペティションスプリントとは, スプリント (短時間全力運動) を長い休息時間で複数回行う方法であり (Hoffman, 2002), 本研究では反復スプリントと区別して30-60秒の運動を3-30分の休息で2回以上行うものとする. |
---|---|
ISSN: | 0484-6710 1881-7718 |
DOI: | 10.5432/jjpehss.21087 |