スポーツに起因する女児に発生した骨盤疲労骨折の1例

今回我々はスポーツに起因する女児に発生した骨盤疲労骨折の1例を経験したので文献的考察を踏まえて報告する. 症例は10歳女児. バレーボールを始め約1か月でランニング時左股関節痛が出現. 近医受診するも異常なく, その後跛行出現し症状軽快しないため当院受診となった. X線, CT, MRI等の検査から, 骨端症, 骨髄炎, 骨腫瘍の鑑別を行い, 骨盤疲労骨折と診断し, スポーツ活動の禁止と安静ののち7週で疼痛改善した....

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Published in整形外科と災害外科 Vol. 67; no. 4; pp. 752 - 754
Main Authors 永野, 聡, 小倉, 拓馬, 小宮, 節郎, 寺田, 歩, 佐々木, 裕美, 山下, 芳隆
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 西日本整形・災害外科学会 25.09.2018
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ISSN0037-1033
1349-4333
DOI10.5035/nishiseisai.67.752

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Summary:今回我々はスポーツに起因する女児に発生した骨盤疲労骨折の1例を経験したので文献的考察を踏まえて報告する. 症例は10歳女児. バレーボールを始め約1か月でランニング時左股関節痛が出現. 近医受診するも異常なく, その後跛行出現し症状軽快しないため当院受診となった. X線, CT, MRI等の検査から, 骨端症, 骨髄炎, 骨腫瘍の鑑別を行い, 骨盤疲労骨折と診断し, スポーツ活動の禁止と安静ののち7週で疼痛改善した.
ISSN:0037-1033
1349-4333
DOI:10.5035/nishiseisai.67.752