ハイヒール用インソールが前足部荷重圧および運動機能に及ぼす影響

• Published in: ヘルスプロモーション理学療法研究 Vol. 3; no. 3; pp. 113 - 117
• Main Authors: 大場, 裕之, 秋山, 寛治, 朝日, 大介, 森本, 将司, 蒲田, 和芳, 貞松, 俊弘, 久我, 哲也, 伊藤, 一也, 馬場, 孝祐, 橋岡, 恵子
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 日本ヘルスプロモーション理学療法学会 01.10.2013
• Subjects: インソール; ハイヒール; 荷重圧
• ISSN: 2186-3741; 2187-3305
• DOI: 10.9759/hppt.3.113

要旨：ハイヒール用インソールの使用が，ハイヒール着用時の前足部荷重圧と運動機能へ与える影響を解明することを目的とした。ハイヒールを常用しない健常女性8名を対象とし，ヒール高9㎝のハイヒールに対して，ハイヒール用インソール（リアラインⓇ・インソール・フェム，以下フェム）の有無で片脚立位時間，片脚連続ジャンプ回数，片脚立位時における前足部最大圧および前足部平均圧，階段昇降時間を比較した。片脚立位持前足部最大圧が統計学的有意に減少した。フェム使用による主観的な不快感を訴えたものはいなかった。フェムの使用がハイヒール着用時の前足部の疼痛減少につながる可能性を示した。