腎外来における尿中ポドサイト検査の有用性

学校検尿などの検診システムが確立され, 多くの無症候性尿異常の中から適切に腎疾患を診断することが要求されている。糸球体上皮細胞障害の存在を示唆する尿中ポドサイト検査を用い, より的確に腎炎症例を診断することができた。 外来で侵襲なく糸球体腎疾患症例の存在が確認できる尿中ポドサイト検査は, 尿異常の検査として非常に有用である。...

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Published in日本小児腎臓病学会雑誌 Vol. 17; no. 1; pp. 9 - 12
Main Authors 松村, 千恵子, 宇田川, 淳子, 秋草, 文四郎, 倉山, 英昭
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本小児腎臓病学会 2004
日本小児腎臓病学会
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ISSN0915-2245
1881-3933
DOI10.3165/jjpn.17.9

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Summary:学校検尿などの検診システムが確立され, 多くの無症候性尿異常の中から適切に腎疾患を診断することが要求されている。糸球体上皮細胞障害の存在を示唆する尿中ポドサイト検査を用い, より的確に腎炎症例を診断することができた。 外来で侵襲なく糸球体腎疾患症例の存在が確認できる尿中ポドサイト検査は, 尿異常の検査として非常に有用である。
ISSN:0915-2245
1881-3933
DOI:10.3165/jjpn.17.9