椎骨動脈瘤に対し対側椎骨動脈からjailed catheter techniqueを用いる際の利点と注意点
椎骨動脈(vertebral artery:VA)瘤に対しステントを併用した血管内治療を行う際に,対側VAから瘤内に挿入したカテーテルに対しjailed catheter techniqueを用いた症例を提示し,その有用性および問題点につき検討した.同側VAからのアクセスに制限がある場合や,頭側から尾側に向けてのカテーテル挿入が望ましい場合に有用である.カテーテルの誘導に工夫を要する場合があり,安定的かつ安全に治療を完遂するために中間カテーテルの使用が推奨される....
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Published in | 脳卒中の外科 Vol. 52; no. 2; pp. 147 - 150 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
2024
日本脳卒中の外科学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0914-5508 1880-4683 |
DOI | 10.2335/scs.52.147 |
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Summary: | 椎骨動脈(vertebral artery:VA)瘤に対しステントを併用した血管内治療を行う際に,対側VAから瘤内に挿入したカテーテルに対しjailed catheter techniqueを用いた症例を提示し,その有用性および問題点につき検討した.同側VAからのアクセスに制限がある場合や,頭側から尾側に向けてのカテーテル挿入が望ましい場合に有用である.カテーテルの誘導に工夫を要する場合があり,安定的かつ安全に治療を完遂するために中間カテーテルの使用が推奨される. |
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ISSN: | 0914-5508 1880-4683 |
DOI: | 10.2335/scs.52.147 |