換気性作業閾値における脚伸展トルクと脚伸展ピークトルクとの関係

本報告の目的は,ペダル駆動型測定機器を用いて,換気性作業閾値における脚伸展トルクと脚伸展ピークトルクの関係について検討することである。対象は健常成人男性10名とした。50回転/分での等速性運動による脚伸展ピークトルクの測定と心肺運動負荷試験によって換気性作業閾値を算出した。その結果,換気性作業閾値で必要とされる脚伸展筋力は,最大脚伸展筋力のおよそ12%であった。本研究は,最大筋力に対して低い筋活動で換気性作業閾値に達することを確認した。...

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Published in理学療法学 Vol. 30; no. 4; pp. 192 - 196
Main Authors 真野, 行生, 高田, 和哉, 梅本, かほり, 由利, 真, 堀, 享一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士学会 20.06.2003
日本理学療法士協会
Japanese Society of Physical Therapy
Subjects
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ISSN0289-3770
2189-602X
DOI10.15063/rigaku.kj00001019742

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Summary:本報告の目的は,ペダル駆動型測定機器を用いて,換気性作業閾値における脚伸展トルクと脚伸展ピークトルクの関係について検討することである。対象は健常成人男性10名とした。50回転/分での等速性運動による脚伸展ピークトルクの測定と心肺運動負荷試験によって換気性作業閾値を算出した。その結果,換気性作業閾値で必要とされる脚伸展筋力は,最大脚伸展筋力のおよそ12%であった。本研究は,最大筋力に対して低い筋活動で換気性作業閾値に達することを確認した。
ISSN:0289-3770
2189-602X
DOI:10.15063/rigaku.kj00001019742