急性発症した腰仙部痛に対し骨盤輪圧迫デバイスが 即時的に著効した1症例

職務中に発症した腰仙部症状に対し,骨盤輪を圧迫するデバイス(骨盤輪圧迫デバイス)の使用により即時的に症状が軽減した症例を経験した。骨盤輪圧迫デバイスの特性と,症状寛解に至った経緯から,腰椎ではなく骨盤輪由来の疼痛であることが推察された。骨盤輪圧迫デバイスは,骨盤輪不安定性に由来した症状と,それ以外の問題により発生した症状との鑑別に使用できる可能性がある。...

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Published inヘルスプロモーション理学療法研究 Vol. 8; no. 3; pp. 133 - 138
Main Authors 伊藤, 一也, 坂本, 飛鳥, 星, 賢治, 蒲田, 和芳
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本ヘルスプロモーション理学療法学会 16.10.2018
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ISSN2186-3741
2187-3305
DOI10.9759/hppt.8.133

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Summary:職務中に発症した腰仙部症状に対し,骨盤輪を圧迫するデバイス(骨盤輪圧迫デバイス)の使用により即時的に症状が軽減した症例を経験した。骨盤輪圧迫デバイスの特性と,症状寛解に至った経緯から,腰椎ではなく骨盤輪由来の疼痛であることが推察された。骨盤輪圧迫デバイスは,骨盤輪不安定性に由来した症状と,それ以外の問題により発生した症状との鑑別に使用できる可能性がある。
ISSN:2186-3741
2187-3305
DOI:10.9759/hppt.8.133