実習生とともに取り組む薬局におけるセルフメディケーション推進活動

「1. はじめに」平成26年1月21日, 厚生労働省医薬食品局総務課より「薬局の求められる機能とあるべき姿」が公表され, その中には薬局の役割として, ・最適な薬物療法を提供する医療の担い手としての役割 ・医療の質の確保・向上や医療安全の確保の観点から, 医療機関等と連携してチーム医療を積極的に取り組むこと ・在宅医療において, 地域における医薬品等の供給体制や適切な服薬支援を行う体制の確保・充実 ・医薬品や医療・衛生材料等の提供拠点としての役割に留まらず, 後発品の使用促進や残薬解消といった医療の効率化について, より積極的な関与 ・セルフメディケーションの推進のために, 地域に密着した健康...

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Published inYAKUGAKU ZASSHI Vol. 136; no. 7; pp. 951 - 954
Main Author 坂口, 眞弓
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本薬学会 01.07.2016
日本薬学会
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ISSN0031-6903
1347-5231
DOI10.1248/yakushi.15-00257-4

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Summary:「1. はじめに」平成26年1月21日, 厚生労働省医薬食品局総務課より「薬局の求められる機能とあるべき姿」が公表され, その中には薬局の役割として, ・最適な薬物療法を提供する医療の担い手としての役割 ・医療の質の確保・向上や医療安全の確保の観点から, 医療機関等と連携してチーム医療を積極的に取り組むこと ・在宅医療において, 地域における医薬品等の供給体制や適切な服薬支援を行う体制の確保・充実 ・医薬品や医療・衛生材料等の提供拠点としての役割に留まらず, 後発品の使用促進や残薬解消といった医療の効率化について, より積極的な関与 ・セルフメディケーションの推進のために, 地域に密着した健康情報の拠点として積極的な役割を発揮 ・患者の治療歴のみならず, 生活習慣も踏まえた全般的な薬学的管理に責任を持つことが掲げられており, 薬局に対して国民のセルフメディケーションの推進に尽力し, 健康情報の拠点としての活動が求められている.
ISSN:0031-6903
1347-5231
DOI:10.1248/yakushi.15-00257-4