神経筋電気刺激における有効な刺激強度と刺激時間の検証と棘下筋に対するトレーニング効果に関する研究
「背景」肩関節疾患に対する棘下筋トレーニングは, 三角筋後部線維や肩甲骨周囲筋の代償動作などにより, 効果的な筋力トレーニングを行えないことが多い. 棘下筋に対する筋力トレーニング介入について様々な研究報告があるが, 棘下筋の筋力や筋断面積 (cross sectional area : 以下, CSA) がともに著明に増加したという報告は少なく, 棘下筋を選択的に肥大させ, 筋力を増強させるための方法はまだ明らかにはされていない. 一方で神経筋電気刺激 (Neuromuscular Electrical Stimulation : 以下, NMES) を用いた筋力トレーニングは以前から下肢筋...
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          | Published in | 理学療法学 Vol. 43; no. 2; pp. 170 - 171 | 
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| Main Authors | , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本理学療法士学会
    
        2016
     日本理学療法士協会 Japanese Society of Physical Therapy  | 
| Subjects | |
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| ISSN | 0289-3770 2189-602X  | 
| DOI | 10.15063/rigaku.43_170 | 
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| Summary: | 「背景」肩関節疾患に対する棘下筋トレーニングは, 三角筋後部線維や肩甲骨周囲筋の代償動作などにより, 効果的な筋力トレーニングを行えないことが多い. 棘下筋に対する筋力トレーニング介入について様々な研究報告があるが, 棘下筋の筋力や筋断面積 (cross sectional area : 以下, CSA) がともに著明に増加したという報告は少なく, 棘下筋を選択的に肥大させ, 筋力を増強させるための方法はまだ明らかにはされていない. 一方で神経筋電気刺激 (Neuromuscular Electrical Stimulation : 以下, NMES) を用いた筋力トレーニングは以前から下肢筋に対して行われ, その有効性については数多く報告されており, 局所的筋肥大をもたらし得るという特徴から, 棘下筋の選択的トレーニングに用いることができるのではないかと考えられた. 「目的」本研究の目的は, 以下の2つである. | 
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| ISSN: | 0289-3770 2189-602X  | 
| DOI: | 10.15063/rigaku.43_170 |