九州大学伊都キャンパス周辺におけるマダニ類及びマダニが媒介する 重症熱性血小板減少症候群に関する調査
これまでに捕獲したイノシシから重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)抗体の保有が確認された九州大学伊都キャンパスとその周辺地域で捕獲したイノシシに寄生するマダニ類の種構成を明らかにするとともに,リアルタイムRT-PCR法を用いてSFTSV保有率を調査した。その結果,5種のマダニ類が確認され,全種がSFTSV 遺伝子の検出報告がある種であった。マダニ類からSFTSV遺伝子は検出されなかった。...
        Saved in:
      
    
          | Published in | 日本野生動物医学会誌 Vol. 27; no. 2; pp. 119 - 125 | 
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本野生動物医学会
    
        01.09.2022
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 1342-6133 2185-744X  | 
| DOI | 10.5686/jjzwm.27.119 | 
Cover
| Summary: | これまでに捕獲したイノシシから重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)抗体の保有が確認された九州大学伊都キャンパスとその周辺地域で捕獲したイノシシに寄生するマダニ類の種構成を明らかにするとともに,リアルタイムRT-PCR法を用いてSFTSV保有率を調査した。その結果,5種のマダニ類が確認され,全種がSFTSV 遺伝子の検出報告がある種であった。マダニ類からSFTSV遺伝子は検出されなかった。 | 
|---|---|
| ISSN: | 1342-6133 2185-744X  | 
| DOI: | 10.5686/jjzwm.27.119 |