理学療法研究論文における引用動向調査

〔目的〕わが国の理学療法に関する研究論文について,その引用動向を調査し,理学療法研究に対する影響を量的かつ質的に明らかにすることである.〔方法〕学術誌「理学療法学」,「理学療法科学」の2誌に掲載された原著論文の引用文献を対象とし,被引用文献数および引用回数などの項目をもとに分析した.〔結果〕和文誌では対象の2誌を中心とした理学療法関連学術誌からの引用が多く,英文誌ではリハビリテーション関連学術誌とその他の専門誌からの引用が多かった.また,引用された各学術誌の質において,対象とした2誌の質は高かった.〔結論〕この2誌の被引用回数は多く,学術誌としての質も高いことから,理学療法研究に与える影響の大...

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Published in理学療法科学 Vol. 26; no. 3; pp. 435 - 439
Main Authors 今井, 裕美, 今井, 樹, 潮見, 泰藏
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2011
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.26.435

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Summary:〔目的〕わが国の理学療法に関する研究論文について,その引用動向を調査し,理学療法研究に対する影響を量的かつ質的に明らかにすることである.〔方法〕学術誌「理学療法学」,「理学療法科学」の2誌に掲載された原著論文の引用文献を対象とし,被引用文献数および引用回数などの項目をもとに分析した.〔結果〕和文誌では対象の2誌を中心とした理学療法関連学術誌からの引用が多く,英文誌ではリハビリテーション関連学術誌とその他の専門誌からの引用が多かった.また,引用された各学術誌の質において,対象とした2誌の質は高かった.〔結論〕この2誌の被引用回数は多く,学術誌としての質も高いことから,理学療法研究に与える影響の大きいことが明らかとなった.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.26.435