整形外科に通院している地域在住高齢者の転倒の有無と生活活動量および健康関連QOLとの関係

〔目的〕整形外科に通院している地域在住高齢者の転倒の有無と生活活動量および健康関連QOLとの関連性を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕整形外科に通院する地域在住高齢者30名とした.質問紙により転倒の有無,LSA,FES,SF-36の聞き取り調査をし,転倒の有無により2群に分け比較した.〔結果〕非転倒群より転倒群では,LSA,FES,SF-36の「PF」が有意に低くなった.〔結語〕転倒経験のある高齢者では, 転倒したことで転倒恐怖感を持ち活動への自信をなくし,生活における活動の制限がみられ,生活活動量が低下することが示唆された....

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Published in理学療法科学 Vol. 33; no. 5; pp. 775 - 778
Main Authors 武政, 誠一, 中越, 竜馬
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2018
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.33.775

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Summary:〔目的〕整形外科に通院している地域在住高齢者の転倒の有無と生活活動量および健康関連QOLとの関連性を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕整形外科に通院する地域在住高齢者30名とした.質問紙により転倒の有無,LSA,FES,SF-36の聞き取り調査をし,転倒の有無により2群に分け比較した.〔結果〕非転倒群より転倒群では,LSA,FES,SF-36の「PF」が有意に低くなった.〔結語〕転倒経験のある高齢者では, 転倒したことで転倒恐怖感を持ち活動への自信をなくし,生活における活動の制限がみられ,生活活動量が低下することが示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.33.775