痛みの責任は誰にある
ペインクリニック領域の訴訟において,「痛みの責任は誰にあるのか?」という根本的な問題について扱っているものは少ない.そこには,慢性痛という,原因の特定できない痛みについての捉え方があいまいなことが,関係しているかもしれない.そこで本稿では,「痛みとは何か?」について,国際疼痛学会の定義に基づいてあらためて述べるとともに,痛みに関わるさまざまな要因(痛み行動とその強化子,外傷に伴う不公平感など)について見ていくこととする....
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| Published in | 日本臨床麻酔学会誌 Vol. 37; no. 7; pp. 838 - 843 |
|---|---|
| Main Authors | , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本臨床麻酔学会
2017
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0285-4945 1349-9149 |
| DOI | 10.2199/jjsca.37.838 |
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| Summary: | ペインクリニック領域の訴訟において,「痛みの責任は誰にあるのか?」という根本的な問題について扱っているものは少ない.そこには,慢性痛という,原因の特定できない痛みについての捉え方があいまいなことが,関係しているかもしれない.そこで本稿では,「痛みとは何か?」について,国際疼痛学会の定義に基づいてあらためて述べるとともに,痛みに関わるさまざまな要因(痛み行動とその強化子,外傷に伴う不公平感など)について見ていくこととする. |
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| ISSN: | 0285-4945 1349-9149 |
| DOI: | 10.2199/jjsca.37.838 |