鎮静の医療安全向上へのシミュレーション教育の活用─大阪医科大学附属病院医療総合研修センターの試み

日本医学シミュレーション学会SED実践セミナー(セデーショントレーニングコース)は各領域における鎮静の医療安全向上を目的として開発された.鎮静の医療安全向上には,受講生の行動変容が重要である.大阪医科大学ではコース終了時に今後の鎮静管理についての改善点のディスカッションを組み入れている.そして,病院全体での鎮静に関する医療安全向上のため大阪医科大学では医療安全管理室と医療総合研修センターと協調し,相互にフィードバックしてコース運営を行っている.鎮静安全管理の向上には継続的な教育システムの構築が重要である....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本臨床麻酔学会誌 Vol. 35; no. 4; pp. 528 - 532
Main Authors 藤原, 俊介, 南, 敏明, 駒澤, 伸泰
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床麻酔学会 2015
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN0285-4945
1349-9149
DOI10.2199/jjsca.35.528

Cover

More Information
Summary:日本医学シミュレーション学会SED実践セミナー(セデーショントレーニングコース)は各領域における鎮静の医療安全向上を目的として開発された.鎮静の医療安全向上には,受講生の行動変容が重要である.大阪医科大学ではコース終了時に今後の鎮静管理についての改善点のディスカッションを組み入れている.そして,病院全体での鎮静に関する医療安全向上のため大阪医科大学では医療安全管理室と医療総合研修センターと協調し,相互にフィードバックしてコース運営を行っている.鎮静安全管理の向上には継続的な教育システムの構築が重要である.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.35.528