麻酔と気道確保 (1)術前気道評価と麻酔法の選択
術前気道評価は,安全な麻酔計画のために必須である.困難気道の定義の変更に合わせて,マスク,声門上気道,喉頭鏡,侵襲的気道確保それぞれの困難度を評価する必要がある.また,麻酔計画を立てるためには,誤嚥と無呼吸耐性に関しても評価する必要がある.麻酔方法の選択には,Airway Approach Algorithmを紹介した.多くの場合,この方法で対応可能である.例外は,非協力的な患者で,覚醒挿管ができないので,CVCIに対する万全の対策(double setup airway intervention)をとって麻酔をする必要がある....
Saved in:
| Published in | 日本臨床麻酔学会誌 Vol. 34; no. 3; pp. 453 - 458 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本臨床麻酔学会
2014
|
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0285-4945 1349-9149 |
| DOI | 10.2199/jjsca.34.453 |
Cover
| Summary: | 術前気道評価は,安全な麻酔計画のために必須である.困難気道の定義の変更に合わせて,マスク,声門上気道,喉頭鏡,侵襲的気道確保それぞれの困難度を評価する必要がある.また,麻酔計画を立てるためには,誤嚥と無呼吸耐性に関しても評価する必要がある.麻酔方法の選択には,Airway Approach Algorithmを紹介した.多くの場合,この方法で対応可能である.例外は,非協力的な患者で,覚醒挿管ができないので,CVCIに対する万全の対策(double setup airway intervention)をとって麻酔をする必要がある. |
|---|---|
| ISSN: | 0285-4945 1349-9149 |
| DOI: | 10.2199/jjsca.34.453 |