看護職のNST活動における変革

NST加算新設により、より質の高いNST活動の展開と良質な栄養療法の提供が求められている。その為に、NSTに携わる専門職一人ひとりがレベルアップをしなければならず、看護職の活動も変革が必要となる。当院は病棟主体でNST活動を展開しており、この方法によりNSTが院内に浸透できている。当院のNST活動を紹介し、何が成功の鍵となったか、また今後の課題を提示する。さらに、24時間365日、患者のベッドサイドでの栄養療法の実践者である看護職が、NST看護の質の向上の為に今後しなければいけないことは、「栄養管理における看護の専門性の更なる追求」「NST活動の一貫性と継続性」「看護が行った栄養管理のアウトカ...

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Published in静脈経腸栄養 Vol. 25; no. 6; pp. 1177 - 1181
Main Author 中村, 典子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本静脈経腸栄養学会 2010
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ISSN1344-4980
1881-3623
DOI10.11244/jjspen.25.1177

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Summary:NST加算新設により、より質の高いNST活動の展開と良質な栄養療法の提供が求められている。その為に、NSTに携わる専門職一人ひとりがレベルアップをしなければならず、看護職の活動も変革が必要となる。当院は病棟主体でNST活動を展開しており、この方法によりNSTが院内に浸透できている。当院のNST活動を紹介し、何が成功の鍵となったか、また今後の課題を提示する。さらに、24時間365日、患者のベッドサイドでの栄養療法の実践者である看護職が、NST看護の質の向上の為に今後しなければいけないことは、「栄養管理における看護の専門性の更なる追求」「NST活動の一貫性と継続性」「看護が行った栄養管理のアウトカムの構築」と考え、この3つの点について看護職の変革として述べる。.
ISSN:1344-4980
1881-3623
DOI:10.11244/jjspen.25.1177