日本森林学会第135回大会ダイバーシティ推進委員会企画「若手雇用問題についての情報交換」開催報告

日本森林学会第135回大会(開催地:東京農業大学世田谷キャンパス)にて,日本森林学会ダイバーシティ推進委員会による企画である「若手雇用問題についての情報交換」をランチョンミーティング形式で開催した。開催の背景には,2021年に男女共同参画学協会連絡会が開催した大規模アンケートの結果から,現在41~53歳頃の研究者が任期付き職を余儀なくされており,この状況が日本森林学会の会員においても同じであること,一方で,若手への支援が始まったことがあった。そこで,研究者の雇用問題に詳しい講師から最新情報について学ぶとともに,ポスドク経験者と採用側から各2名に話題提供をしていただき,その後,パネルディスカッシ...

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Published in日本森林学会誌 Vol. 107; no. 3; pp. 64 - 69
Main Authors 小田 智基, 志賀 薫, 長谷川 陽一, 田中 浩, 久米 朋宣, 山下 詠子, 髙田 乃倫予, 新田 響平, 宗岡 寛子, 鈴木 智之, 山川 博美, 陣川 雅樹, 久保田 多余子, 木村 恵
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本森林学会 23.05.2025
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ISSN1349-8509
1882-398X
DOI10.4005/jjfs.107.64

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Summary:日本森林学会第135回大会(開催地:東京農業大学世田谷キャンパス)にて,日本森林学会ダイバーシティ推進委員会による企画である「若手雇用問題についての情報交換」をランチョンミーティング形式で開催した。開催の背景には,2021年に男女共同参画学協会連絡会が開催した大規模アンケートの結果から,現在41~53歳頃の研究者が任期付き職を余儀なくされており,この状況が日本森林学会の会員においても同じであること,一方で,若手への支援が始まったことがあった。そこで,研究者の雇用問題に詳しい講師から最新情報について学ぶとともに,ポスドク経験者と採用側から各2名に話題提供をしていただき,その後,パネルディスカッションによる討論を行った。本企画により,研究者の雇用の現状が明確になるとともに,ポスドク経験者がどのように困難を乗り越えて来たかや,大学と国立研究機関の採用の現状について情報共有することができた。
ISSN:1349-8509
1882-398X
DOI:10.4005/jjfs.107.64