テュータをモニター室から支援する「藤田式PBL」の確立
1)筆者は,本学医学部のPBLテュートリアルを再生し,特色のあるPBLテュートリアル(藤田式PBL)を確立した.藤田式PBLは,モニター室とスモールグループ学習室を利用した臨床問題解決型PBLである. 2)テュータ動員の制限された状況下で,PBLの授業を減らさないため,1人のテュータが,複数のグループを担当する.コーディネーターが,モニター室から進行を観察し,テュータを支援する. 3)学生は,グループでシナリオを学習しながら,学習課題を発掘する.その学習課題を自習した後,知識を共有する.その後,1人のテュータが担当する複数のグループ単位での発表会を行う....
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Published in | 医学教育 Vol. 42; no. 3; pp. 135 - 140 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本医学教育学会
2011
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0386-9644 2185-0453 |
DOI | 10.11307/mededjapan.42.135 |
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Summary: | 1)筆者は,本学医学部のPBLテュートリアルを再生し,特色のあるPBLテュートリアル(藤田式PBL)を確立した.藤田式PBLは,モニター室とスモールグループ学習室を利用した臨床問題解決型PBLである. 2)テュータ動員の制限された状況下で,PBLの授業を減らさないため,1人のテュータが,複数のグループを担当する.コーディネーターが,モニター室から進行を観察し,テュータを支援する. 3)学生は,グループでシナリオを学習しながら,学習課題を発掘する.その学習課題を自習した後,知識を共有する.その後,1人のテュータが担当する複数のグループ単位での発表会を行う. |
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ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
DOI: | 10.11307/mededjapan.42.135 |