コロナ禍の看護管理
未知の感染症として出現したCOVID-19は看護管理に大きな影響を与えた。すなわち確実な状況把握,叡智の結集,大胆な意思決定とスピード感のある実践,きめ細やかな評価,戦略の素早い変更と徹底した周知など,看護管理サイクルを高速回転で実行する必要があった。またいつ感染するかも解らない状況の中で,看護職員は使命感の下,医療現場に対応した。生活者である看護職員の個を大切にしながら,役割を遂行する難しさを痛感した。当時を振り返りながら,看護管理者として実践したことを振り返り,学びについて整理したい。...
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Published in | 聖マリアンナ医科大学雑誌 Vol. 51; no. Suppl; pp. S135 - S138 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
学校法人 聖マリアンナ医科大学医学会
2024
聖マリアンナ医科大学医学会 St. Marianna University Society of Medical Science |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0387-2289 2189-0285 |
DOI | 10.14963/stmari.51.S135 |
Cover
Summary: | 未知の感染症として出現したCOVID-19は看護管理に大きな影響を与えた。すなわち確実な状況把握,叡智の結集,大胆な意思決定とスピード感のある実践,きめ細やかな評価,戦略の素早い変更と徹底した周知など,看護管理サイクルを高速回転で実行する必要があった。またいつ感染するかも解らない状況の中で,看護職員は使命感の下,医療現場に対応した。生活者である看護職員の個を大切にしながら,役割を遂行する難しさを痛感した。当時を振り返りながら,看護管理者として実践したことを振り返り,学びについて整理したい。 |
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ISSN: | 0387-2289 2189-0285 |
DOI: | 10.14963/stmari.51.S135 |