重症虚血肢の診断と治療 2)デブリードマン

要旨 : 1. 【急性創傷と慢性創傷の滲出液の違い】急性創傷の滲出液は創傷治癒促進に働き, 慢性創傷の滲出液は創傷治癒遅延に働く. 2. 【デブリードマンの種類】非侵襲的なものから侵襲的なものまでさまざまである. 3. 【重症虚血肢に対するデブリードマンの留意点】デブリードマンには二種類ある. 一つは末梢血行再建術後の創閉鎖のための壊死組織除去であり, もう一つは感染コントロールのための感染巣除去である....

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Bibliographic Details
Published inJapanese Journal of Vascular Surgery Vol. 27; no. 2; pp. 77 - 79
Main Author 寺師, 浩人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本血管外科学会 2018
日本血管外科学会
JAPANESE SOCIETY FOR VASCULAR SURGERY
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ISSN0918-6778
1881-767X
DOI10.11401/jsvs.18-00013

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Summary:要旨 : 1. 【急性創傷と慢性創傷の滲出液の違い】急性創傷の滲出液は創傷治癒促進に働き, 慢性創傷の滲出液は創傷治癒遅延に働く. 2. 【デブリードマンの種類】非侵襲的なものから侵襲的なものまでさまざまである. 3. 【重症虚血肢に対するデブリードマンの留意点】デブリードマンには二種類ある. 一つは末梢血行再建術後の創閉鎖のための壊死組織除去であり, もう一つは感染コントロールのための感染巣除去である.
ISSN:0918-6778
1881-767X
DOI:10.11401/jsvs.18-00013