口内法撮影X線画像のディスプレイ表示レイアウト：DICOM規格へのアンケート調査に基づく提案

• Published in: 歯科放射線 Vol. 52; no. 1; pp. 1 - 8
• Main Authors: 山本, 勇一郎, 勝又, 明敏, 岡野, 友宏, 伊藤, 豊, 江島, 堅一郎, 玉川, 裕夫, 荒木, 和之, 小林, 馨, 早川, 吉彦, 新井, 嘉則, 馬嶋, 秀行, 坂本, 博
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 特定非営利活動法人 日本歯科放射線学会 2012; 日本歯科放射線学会
• Subjects: DICOM規格; ディスプレイ・フォーマット; マッピング; 歯科口内法X線撮影
• ISSN: 0389-9705; 2185-6311
• DOI: 10.11242/dentalradiology.52.1

「緒言」 日本歯科放射線学会医療情報委員会は, デジタル化された口内法撮影X線画像のディスプレイ上におけるマッピング(mapping)とビューイング(viewing)のソリューション(solution)をDICOM規格として標準化する活動を行っている. そのために, 2010年医療情報委員会内にDICOM委員会を組織した. この報告は, 医療情報委員会とDICOM委員会のメンバーにより, DICOM規格における新しいsupplement, “Dental Mapping and Query-Retrieve”を作るために, 国内の歯科大学・歯学部付属病院で使われているマッピングとビューイングのフォーマットをアンケート調査したものである. さらに, この結果がDICOM規格の新しいtag(s)を設ける提案になるということを勘案し, アンケート調査結果に対して考察を行った. 「対象と方法」 日本歯科放射線学会医療情報委員会は, 2010年12月10日, アンケートを代議員80名のメーリングリスト(JSOMR-daigiin-ML)に電子メールとして送信した.